一般公開
症例検討「モルヒネによるがん疼痛治療について」 司会:沼津市立病院 栃山先生
過去:痛み除去に必要なモルヒネの量がわかるまで1週間くらいかかる
現在:オプソの発売により1〜2日でわかるようになる
(一日何回、何時に服用したかチェックをしておく)
例:消化器外科では、オプソ(Tmax0.5hr)がレスキューの第一選択薬。
以前はアンペック坐薬が使用されていたが、Tmax1.3〜1.5hrで、効き目が遅い。
モルヒネ投与法の一例
・即効性モルヒネ少量で開始(オプソなど)
・効果と副作用を観察しながら増量
・痛みの消失に必要な適切量に調整(MSコンチン、カディアンなど)