活動内容
沼津薬剤師会管轄薬局の体制状況 令和6年10月20日現在
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「夜間・休日の医薬品提供体制(在宅含む)リスト」掲載・修正について
令和6年度調剤報酬改定で、地域支援体制加算・連携強化加算・在宅薬学総合 体制加算の各施設基準である情報の周知については、市町村や地区の単位で整理し、周知することが求められるため、当該地区の行政機関又は 薬剤師会が担うこととなっております。
沼津薬剤師会におきましては、地域における医薬品提供体制について、各加算の施設基準において求められる機能をわかりやすくまとめた形で情報提供・情報公開を行うため、表記リストの作成を行っております。
地域住民に薬局の情報を一元的に提供するため、会員・非会員を問わず情報を集約し、地域薬剤師会HP等を通じて周知する体制の構築(地域住民向けのリスト作成)の実現に向けて、非会員薬局の本リストのへの参加を可能とすることといたしました。ただし、非会員薬局におきましては下記の掲載料を徴収させていただきます。ご承知ください。
つきましては、沼津薬剤師会管轄で本リストへの掲載を希望する薬局におかれましては、添付資料をご確認いただき専用フォームより申請をお願いいたします。
▼PDFファイルに専用フォーム掲載しています(掲載・新規はこちらから)
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(沼津市・裾野市・清水町・長泉町)仮設救護所担当薬局一覧
沼津薬剤師会では、地域の高齢者の方たちが「できるだけ長く住み慣れたご自宅での在宅生活が続けられるように」、また施設入居の方たちは「より高いQOLを維持できるように」の2つを目標に、医療・介護にかかわる多職種の方がたのサービス知識の向上にお役立てていただけるように「お薬出前講座」を行っています。
介護サービス事業所のみなさんには利用者さんの疾病名は把握されていても、服用している薬のことまではなかなか勉強する時間も機会もないというのが現実ではないでしょうか?
当会では各サービス事業所さんで行う研修会等へ薬剤師を講師として派遣(無料)し、医薬品や薬物治療に関するご質問やご要望にお応えさせていただいております。
お薬出前講座のタイトル
1「薬の基礎知識」
医療用医薬品・一般用医薬品、主作用・副作用、
薬が効く仕組み、吸収・代謝・排泄、内用薬・外用薬 他
2「疾患別 薬の知識」
高血圧の薬、糖尿病の薬、脂質異常症の薬、睡眠薬・安定剤 他
3「薬の飲み方」
服用時間、のみ忘れた時・2回分の薬をのんでしまったときの対処法、のみ忘れのみ間違い防止の工夫、保管方法、外用薬の使い方 他
4「副作用・相互作用・その他」
副作用について、服薬後の体調変化、のみあわせ(相互作用)について、お薬手帳、在宅訪問服薬指導、健康介護まちかど相談薬局 他
5「在宅ケアにおける薬剤師の役割」
在宅支援の時代背景、服薬支援とは、服薬支援事例、お薬出前講座 他
6「消毒と感染予防」
消毒とは?、感染予防、消毒方法、ノロウイルス・インフルエンザ対策 他
7「がん疼痛緩和ケア」
オピオイド鎮痛剤に対する偏見、痛み止め薬の使い分け 他
8「認知症の治療薬」
認知症ケアの基礎と新しい治療薬について
※各タイトルそれぞれ30分程度で終わる内容となっておりますので
勉強会の時間に合わせて、自由に組み合わせてお申込みください。
※4〜5人の少人数でもお受けしています、遠慮なくどうぞ。
※プロジェクター、スクリーン等もこちらから持参します。
※上記以外にも、続々新タイトルを準備中です。
「少子高齢化」が急速に進むなか、在宅療養を希望される患者さんが増加しています。
退院後も入院中と同様なケアが継続できるように、地域の医療・介護・福祉のサービスを担う多職種が連携しチームとして患者さんお一人お一人を支える体制が「地域包括ケアシステム」です。
沼津薬剤師会では、患者さんのご自宅を訪問して、薬に関する様々なご相談に乗るなど「地域包括ケアシステム」のなかで在宅服薬管理・服薬支援を行える薬局をリストアップし「在宅訪問対応薬局一覧」として当ホームページでご案内しています。
また24時間 ×365日の「切れ目のない」サービスを提供するためには、医療・介護・福祉の多職種間の連携はもちろんですが、薬局・薬剤師間も連携しチームで取り組まないと実現できません。
沼津薬剤師会では、医療機関や地域包括支援センター等からの薬剤師の訪問服薬管理指導(居宅療養管理指導等)依頼の受け皿として、在宅医療に取り組む意欲のある薬局間をネットワークで結び、単独では難しかった在宅活動を「主担当」&「副担当」の2薬局以上でチームを組み、患者情報等を共有化すると同時に働き方改革の時代に対応し、適切な休みが交代で取れる体制にすることで、「無理なく持続可能な」24時間 ×365日サービスの実現をめざしています。
沼津薬剤師会在宅薬局支援ネットワーク:「P沼ねっと」
「多職種⇔薬剤師・お薬相談」用紙のご案内
患者さんご本人・ご家族はもちろん、ケアマネージャーさん他、多職種の方で在宅療養をされている患者さんの服薬管理・服薬支援などでお困りのことがある時など、沼津薬剤師会が窓口となり、責任をもってご相談を承ります。
また、薬剤師の在宅訪問などが必要な方には「P沼ねっと」を介して信頼できる薬局・薬剤師をご紹介いたします。
100名収容の会議室を有し、沼津薬剤師会主催の研修会を行っています。
また、会議室は地域住民および薬剤師会以外の医療-ケア関係者への集会利用としても解放されています。
①沼津薬剤師会会員(A・B会員) 無料
②非会員(会員薬局勤務者)・賛助会員 2,000円
③非会員 5,000円
・沼津薬剤師会 学術講演会
・沼津薬剤師会 生涯教育講座研修会
富士山を望む沼津市、裾野市、長泉町、清水町から成る沼津薬剤師会の地域には、4つの基幹病院を含む133の病院、診療所と130の薬局が点在しています。
これまでの、病院のみで完結していた医療から、地域完結型の医療へ流れが変わってきており、今後ますます医療機関同士の連携が必要とされます。
保険薬局の薬剤師は、薬物療法を通じて治療に必要な情報、患者さんが使用している薬の副作用や服薬状況などについて、病院・診療所と連絡を取り合い、患者さまが退院後も切れ間なく安全かつ有効な治療を受けられるようサポートしています。
病院、保険薬局の薬剤師がそれぞれの職能を最大限に生かし、情報を共有し、患者様の治療に貢献することを「薬-薬連携」と言います。
具体的には次のような取り組みをしております。
1.薬-薬連携連絡会
医薬分業の円滑な推進に関する様々な問題点を報告、協議する場として、2〜3カ月に1回の割合で開催しています。
現時点での参加医療機関は、静岡医療センター・静岡がんセンター・沼津市立病院と沼津薬剤師会です。
2.合同研修会
基幹病院の医師や薬剤師、看護師等の医療スタッフを講師として迎え、研修会を開催しています。
これまでの実績としては、静岡医療センターとのフォローアップ研修会、静岡がんセンターとの医療連携カルテや地域医療連携パスについての研修会、沼津市立病院との褥瘡ケア研修会などがあります。今後も各病院と連携し、知識の向上を目指した研修会を開催する予定です。
3.吸入指導連携
気管支喘息、慢性閉塞性肺疾患(COPD)に対して吸入療法は大変有用な治療法ですが、内服薬と異なり、正しい手技により確実に吸入できないと十分な効果が期待できません。しかし吸入薬の種類はたいへん多く、吸入手順もそれぞれの吸入器で異なるため、患者さんも指導に当たる医療者も戸惑うことが少なくありません。
吸入指導連携は、病院・診療所の医師、保険薬局の薬剤師が連携して吸入指導を行うことにより治療効果の向上を図ります。
具体的な取り組みとしては、患者情報を共有する為に吸入指導依頼箋、評価表を作成し活用しています。
また、共同で定期的に研修会を実施しており、今後はより効果的で患者さんにわかりやすい吸入指導を行えるよう、薬剤師の認定制度を設け活動していきます。
※ACT評価集計表
※【B】吸入指導評価表(乳児・幼児・小児用)(共通用)upしました
※「吸入指導チェックリスト」をご活用ください
※「吸入指導認定薬剤師一覧表」はこちらです
※令和5年度 吸入研修会計画
4.点眼指導連携
沼津市立病院におかれましては、白内障手術を令和4年8月より日帰りでの手術へ変更することになりました。日帰り手術に変更となることで、術前から使用の薬剤や術後の処方が院外処方として処方されることとなり患者情報を共有する為に点眼指導依頼箋、評価表を作成し活用していきます。
患者様個々の状態に合わせた、適切かつ効率的な指導を行うことができ、保険薬局と病院との連携強化につながります。
※白内障手術の術前・術後の処方と情報提供書について
※(B票)点眼指導評価表:提供された情報を元に評価とフィードバックを行う
※白内障手術後のお薬
※目薬のさし方
※日帰り点眼指導Q&A (R04.11改訂版)
5.沼津市立病院の化学療法における支持療法のセット処方について
沼津市立病院 平野 雄一 主任薬剤師