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一般公開

「糖尿病とその治療法」沼津市立病院内分泌代謝内科 北川裕先生

インスリン分泌
・基礎分泌・・・筋肉に糖を取り込みエネルギーとして使う。
・追加分泌・・・食後に糖を肝に取り込みグリコーゲンとして蓄える。

糖尿病のメカニズム
・インスリン分泌不全
・インスリン抵抗性の悪循環(肥満、運動不足)

糖尿病治療薬・・・内服薬
・SU剤-基礎分泌を亢進する。肥満には使いにくく、膵臓機能を酷使させる危険性 がある。
・非SU剤速効型-インスリン追加分泌を補う。作用時間1時間のため膵臓酷使を防 げる。
・αグルコシダーゼ阻害剤-急激な血糖上昇を抑える。放屁、膨満感が多くみられる
・BG剤-末梢の糖の利用。抵抗性改善剤であり、肥満に適する。
・インスリン抵抗性改善剤-副作用をして、浮腫、心不全の報告がある。

インスリン療法・・・下記の組み合わせにより、自然なインスリン療法が試みられてい る。
・超即効性-追加分泌における理想型。15分以内に効果発現。妊婦さんへの安全 性報告はされていない。
・時効型-基礎分泌の補充。夜間の危険性が少ない。妊婦さんへの安全性報告は されていない。
・速効型/中間型/混合型-作用時間の違いによる。
・BG剤-末梢の糖の利用。抵抗性改善剤であり、肥満に適する。
・インスリン抵抗性改善剤-副作用をして、浮腫、心不全の報告がある。


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