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一般公開

「持続性ガン疼痛治療剤〜ピーガード錠の適正使用情報」田辺製薬(株)学術部

ガン末期患者での除痛率は、ガン専門病院では60%未満、大学病院では約50%といわれている。ガン患者のQOL上、痛みのコントロールは極めて重要とされる。

・痛みの治療指針・・・WHO方式ガン疼痛治療法(ガイドラインでは、一般的な鎮痛薬やコデイン等で抑えられない激しい痛みがあるときにはモルヒネを使用を推奨)
・モルヒネによる除痛・・・睡眠、安静時の痛み、体動時の痛みを除去することでQOLが改善し延命をもたらす。

【5つの基本原則】
1.経口的に
2.時刻を決めて規則正しく
3.除痛ラダーに沿って効力の順に
4.患者ごとの個別的な量
5.その上で細かい配慮

持続性癌疼痛治療剤「ピーガード錠」硫酸モルヒネ製剤
{特徴}
 ・DCV徐放化技術による振れ幅の少ない血中濃度の持続効果を持つ
 ・1日1回投与の硫酸モルヒネ徐放錠
 ・20mg、30mg、60mg、120mg錠の4製剤がある。

{用法・用量}
 通常、成人には、硫酸モルヒネとして1日20〜120mgを1日1回食間に経口投与する。

{投与方法}
 本剤 投与後1時間は、食事を控えること(食事により血中濃度が低下する)。

{包装}
 〔チャイルドプルーフPTP〕
  一般的なPTPに保護フィルムが接着しており、このままでは錠剤をとり出せない仕組みとなっています。
  シートから1錠分を切り離してから、錠剤の反対側のスリットを切り、保護フィルムをはがします。
  PTPから1錠押し出して下さい。


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