一般公開
◆1.「在庫管理について」
1.在庫とは、売れたら資金にかわるものである一方、品質低下等により在庫として残ってしまった時は
損失となる
2.在庫を持ちすぎると、利益及び資金繰りに大きな影響を与える。
3.在庫数量を把握し、不必要な損失を減少させる管理が重要である。
それには、実地棚卸を正確に行う。(目的・減耗損の認識を持たせる)
◆2.「簡易懸濁法について」
錠剤粉砕やカプセル開封を行わず、錠剤・カプセルをそのまま、あるいはコーティングに亀裂をいれたのち、
温湯に入れ崩壊・懸濁させて投与する方法
<粉砕調剤の問題点>
光・温度・湿度に対する影響や味・におい・刺激等がある。
粉砕時、分包機および分包紙への残薬。
調剤時間延長、調剤者の吸入・接触問題につながる。
<粉砕調剤の利点>
調剤過誤の防止、待ち時間の短縮、調剤ロスの減少
簡易懸濁法 =注意点=
①温湯(約55℃)
②懸濁までに、10分位放置を必要とする薬剤がある
③一部懸濁不可薬剤がある