一般公開
沼津市立病院杉山看護師長
圧力の強さ×時間的継続=褥瘡の発生
(2時間おきに)
・骨の突出している部分に褥瘡できやすい。
《体圧分散用具》
l 低圧マット…静止型・接地面を大きくする・自分で動くことが可能な人に
l エアマット…トライセル・アクティー
5分間隔で圧を切り替える
シーツをピンと張らない。セルの働きが低下するため
かかとに注意する。セルの間に入ってしまうため。足ふくらはぎのあたりに
クッションを入れるとよい。
l 背中に体位変換用枕(三角枕)と足にクッションを使用することで圧が分散する。
応力×時間的継続=褥瘡の発生
・頭を上げることで、重力による摩擦が発生。尾骨の皮膚がひっぱられることによる。
・ベッドのギャッチアップにより、上半身を起こしたときは、体をうかせて、背抜きをする。
・背抜きにより、背中や尻にかかっていた圧が逃げる。
注意点
l 発赤部位をマッサージすることは厳禁。ポケットができやすくなったり、組織断裂により症状悪化するため