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一般公開

平成24年7月21日(土) 19:00〜
沼津リバーサイドホテル
 1、7月例会
 2、会食&アトラクション 
    サイキックイリュージョニスト TAJIMAGIC(タジマジック)によるマジックショー


「糖尿病とその治療法」沼津市立病院内分泌代謝内科 北川裕先生

インスリン分泌
・基礎分泌・・・筋肉に糖を取り込みエネルギーとして使う。
・追加分泌・・・食後に糖を肝に取り込みグリコーゲンとして蓄える。

糖尿病のメカニズム
・インスリン分泌不全
・インスリン抵抗性の悪循環(肥満、運動不足)

糖尿病治療薬・・・内服薬
・SU剤-基礎分泌を亢進する。肥満には使いにくく、膵臓機能を酷使させる危険性 がある。
・非SU剤速効型-インスリン追加分泌を補う。作用時間1時間のため膵臓酷使を防 げる。
・αグルコシダーゼ阻害剤-急激な血糖上昇を抑える。放屁、膨満感が多くみられる
・BG剤-末梢の糖の利用。抵抗性改善剤であり、肥満に適する。
・インスリン抵抗性改善剤-副作用をして、浮腫、心不全の報告がある。

インスリン療法・・・下記の組み合わせにより、自然なインスリン療法が試みられてい る。
・超即効性-追加分泌における理想型。15分以内に効果発現。妊婦さんへの安全 性報告はされていない。
・時効型-基礎分泌の補充。夜間の危険性が少ない。妊婦さんへの安全性報告は されていない。
・速効型/中間型/混合型-作用時間の違いによる。
・BG剤-末梢の糖の利用。抵抗性改善剤であり、肥満に適する。
・インスリン抵抗性改善剤-副作用をして、浮腫、心不全の報告がある。


症例検討「モルヒネによるがん疼痛治療について」 司会:沼津市立病院 栃山先生

過去:痛み除去に必要なモルヒネの量がわかるまで1週間くらいかかる
現在:オプソの発売により1〜2日でわかるようになる
  (一日何回、何時に服用したかチェックをしておく)

例:消化器外科では、オプソ(Tmax0.5hr)がレスキューの第一選択薬。
  以前はアンペック坐薬が使用されていたが、Tmax1.3〜1.5hrで、効き目が遅い。

モルヒネ投与法の一例
・即効性モルヒネ少量で開始(オプソなど)
・効果と副作用を観察しながら増量
・痛みの消失に必要な適切量に調整(MSコンチン、カディアンなど)


日時:平成26年1月23日(木)19:15〜21:00
場所:一般社団法人 沼津薬剤師会 医薬分業推進支援センター2F
製品情報 乳がん治療薬「フェアストン錠」日本科薬(株) 学術室 内藤 穂積
特別講演 「乳がん薬物療法最前線 2014」
沼津市立病院 第三外科部長 木村 正幸先生
                         (認定研修1単位)


[レビトラ錠」・・・勃起不全治療剤(バイエル製薬)

*作用機序・・・フォスフォジエステラーゼ(PDE5)阻害し、C-GMPを増加させることにより勃起させる

*特徴・・・バイアグラの約1/10の濃度で同程度のPDEを阻害できる。
      PDE5に対して、高い選択性を示しその他のアイソザイムに対しての選択性は低い.
      食事による影響を受けない。
      長期服用しても耐性は生じにくい。

*注意・・・薬剤相互作用が多いため併用薬に十分注意すること。


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