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一般公開

「オルメラック錠について」 三共株式会社 学術部

オルメテック(オルメサルタンメドキソミル)
・高親和性AT1レセプターブロッカ
・用法:通常1日1回10〜20mg 高齢者は少量から(腎機能低下のため)
・食事の影響を受けない・・・飲み忘れたら気づいた時点で服用可
・t1/2=8.7〜11.0・・・朝飲み忘れた場合、夜と翌朝では感覚が狭いため服用は不可


「関節リウマチの病態と薬物療法〜リウマトレックスの適正使用情報」
 ワイス株式会社

関節リウマチ:関節の中の滑膜が増殖し、軟骨・靱帯・骨を破壊する
合併症として貧血、肺病変、NSAIDsによる消化性潰瘍、薬剤性腎障害がある。

リウマチ治療のゴール
 ①関節破壊の阻止、コントロール
 ②身体機能の保持
 ③痛みの軽減分泌を促進させる

今日の薬物療法
・抗リウマチ薬・・・免疫異常に働き痛みには効果なし。一般的に効果発現は遅く効果のある人、ない人がいる。副作用注意。特に、リウマトレックスにおいては、間質性肺炎・骨髄障害・肝機能障害に注意。
・非ステロイド性消炎鎮痛剤・・・痛みと炎症をすばやく抑える。胃腸障害に注意。
・副腎皮質ステロイド・・・炎症を強力に抑える。


「救命救急医療について」沼津市立病院救急外来医長 林宗博先生

救命の連鎖・・・迅速な対応の連鎖

・沼津市立病院は第三次救急医療体制(東部では順天堂と市立病院の二つ)
 生命の危機に直面した患者の治療を施す医療機関

・初期救急医療体制
 目的と機能:対症療法ではなく、現在の症状が将来重篤になる危険性を見極め、第2次、第三次へ迅速に搬送する

・第二次救急医療体制
 目的と機能:救急患者の診療に24時間態勢で必要な検査・治療が出来る病床を確保してある、救急の入り口がある

・第三次救急医療体制
 目的と機能:もっとも高度な治療、24時間態勢、複数科領域にわたる全ての重篤な救急患者に対し特別な対応ができる。
 医師、看護師、救急救命士に対し適切な臨床研修が可能。厚生労働省により施設の厳格な要件が定められている。

Medical Contorol
・搬送される間、救急救命士への指示、またそれらの行いに対しての検証
・OnlineMC:医師を乗せ対応。電話回線などにより、救命士に対し指示、指導、助言
・OffLineMC:事前MC ガイドラインないしプロトコルの策定。救急隊員に対し教育・研修
・事後MC:救命隊の現場活動に対しての事後検証

これらの行動により、病院だけでなく救急車の中の行為から診察・治療・手術の一連の行為と結びつける


「高血圧ガイドライン〜ニューロタン」萬有製薬株式会社学術部

・逆白衣高血圧;外来収縮期高血圧<24時間収縮期高血圧
・早朝高血圧
・DM、腎機能低下等の高リスクの人はすぐに治療を開始する。
・生活習慣(塩分6g↓、果物及び野菜の摂取)を修正し3ヶ月間経過をみる。(なお、DM、腎障害の方においてはKの摂取に注意する)
・若年、中年者 130/85未満
・高齢者 140/90未満
・DM、腎機能障害 130/80未満
・BMI 25以下、運動 30分以上を目安とする。

第一選択薬:Ca拮抗薬→ARB→ACEー1→βブッロッカー→αブロッカー併用
・Ca拮抗薬ーARB
・ARBー利尿剤

*腎障害注意ー慢性腎不全{Scr30% 血清K 5.5mEq/L}以上では注意が必要
*ARb・ACEー1は妊婦に禁忌→βブロッカー
(メチルドパ・クロニジン・プロプラノロール・ヒドララジン)を使用する。
*抗アルドステロン剤・・・今後注目されていく薬剤
*少量の利尿剤として、フルイトラン1mg、ダイクロトライド12.5mgを使用。(痛風患者に注意)

{Kの多い食品}野菜・果物→ 柿、リンゴ、アボガド、バナナ、ホウレン草、
アスパラガス、アシタバ等


「変形性関節症とその類似疾患(リウマチ・感染・外傷を除く)」
    静岡医療センター整形外科医長 八束満雄先生

・変形の定義
 先天性の変形(奇形)と後天性の変形がある
 壮年期以降に徐々に進行する。非炎症性疾患(ごく軽度の炎症がある場合もある)。
 関節軟骨の摩耗、関節周囲の骨の増殖を来たし疼痛、拘縮にいたる。膝、脊椎関節は必発。

・変形性膝関節症
 中高年に緩徐に発症し、軽い痛み、違和感として現れる。次第に運動痛、軽度の熱感を生じ、また、O脚まれにX脚になる。

 *治療:運動、装具、温熱、薬物療法、手術、肥満の解消が有効
 *薬物療法:シップ、消炎鎮痛剤の内服、ときにヒアルロン酸、ステロイドの関節内注射


・変形性股関節症
 先天性股関節脱臼や外傷後に長年かけて緩徐に発症。原因不明のこともあり。体重負荷により変形。

 *治療:運動制限、杖歩行、鎮痛剤、人工関節置換術

・腰部脊柱管狭窄症
 神経を圧迫し、下肢のしびれ、疼痛、間欠跛行を来す。

・ヘバーデン結節
 手指の先端の関節の変形性関節症。
・五十肩(肩関節周囲炎)
 40才以降に起こる退行変性
・石灰沈着性腱板炎
 突然の肩の強い痛み。ステロイドの関節内注射が有効。


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